10月に図書3冊を追加しました。 ★本の一部を紹介★ 「産業医が法廷に立つ日~判例分析からみた産業医の行為規範~」 近畿大学法学部准教授 三柴 丈典 著 数ある労働安全衛生に関わる訴訟や事件の中から、実際に産業医が関わった様々な判例を著者が整理分析し、事件(法律上の争訟)を引き起こし易い産業医をパターン化して、今後の産業医の行動規範として学べるよう分りやすく編集されたものです。 予防医学の重要性が注目される中、一般的な人がその人生のうちの大半の時間を過ごす職場での健康管理は大きく影響するものです。その一部を担う産業医の活躍は最も期待されるところですが、存在感が大きくなればなるほど訴訟や事件に関わる機会が多くなります。 産業医の方はもちろん、事業主や安全衛生担当者の方にも是非読んでいただきたい一冊です。 「メール相談から見える 働く人のメンタルヘルスの現状と対策」 労働者健康福祉機構 勤労者メンタルヘルス研究センター長 山本 晴義 著 年間8000件もの相談メールを受け取る筆者が、一般的に難しいとされる『メール』というテキストのみの相談に対する心理的援助を11年間実施してきた経験に基づき、事例をあげて対応のポイントなどを解説しています。 心の病の問題に直面する上司や人事労務スタッフ・産業保健スタッフなどの方々にお勧めの一冊です。 |